オーシャンルーム代表の小室慶介です。
先日、「スタートから半年を終えて。」という
極めて個人的なメッセージ(駄文)を記載させていただきました。
(思いがけずあたたかいお言葉をいただきまして恐縮です。。)
その中で、「そもそも、なぜオーシャンルームを始めたのか?」について
自分自身の気持ちを書かせていただいたのですが、
自分への戒めも込めて、もう少し掘り下げて、この場をお借りして綴りたいと思います。
(さらなる駄文をお許しください)
■オーシャンルームという場所が持つ意義
藤沢市辻堂の幼児教室オーシャンルームは・・
「お子さまが持つ大切な才能を伸ばす、開花させる」
10年後、20年後にお子さまが社会に出られたときに、
「どの分野においてもすぐれた能力を発揮できる人財」
へ育つことを目的とした幼児教室です。
ですが、幼児教育だけがオーシャンルームのすべてではありません。
欲張りでも何でもなく、こう思います。
子どもの幸せは、お母さん、お父さん、「家族の幸せに」影響を受けると。
経験のある方はいらっしゃると思いますが、たとえば家族間で喧嘩した際、
子どもは子どもながらに、家庭内がピリピリムードの時は内心ものすごく緊張していますよね?
あまり表情に出さなくとも、きっと、ほとんどの子どもはそう感じているのだと思います。
「イヤだな」と。
これは大小問わず、家族の苦しみを子どもは感じてしまう、伝わってしまう、ということです。
だからお母さんやお父さんが幸せで笑っていること、
それが、子どもが一番幸せなことなのだと思います。
だからこそ幼児教育だけでなく、ご家族全体の幸せを。
受講する子どもだけではなく、参加される全てのご家族
(母親、父親、そのまたおじいちゃんやおばあちゃん)を対象とした、
幸せ作りのきっかけとなるような「場」を提供すること。
それが、オーシャンルームという場所が持つ意義です。
最初の扉は「幼児教育」という小さなお教室かもしれないけれど、
その中で関わる全ての方の幸せを作れるのであれば、形は問わない。
そういう想いで、幼児教室オーシャンルームはスタートしました。
■創業過程に触れた「子育てママ達の悩み」
スタート前の準備期間から現在に至るまで、
参加されるご家族、特に子育てママたちのお話を聞く機会が多くありました。
その中で、多くの子育てママが抱える悩みに触れました。
それは、「生活(子育て)と仕事を両立させたい」ということ。
「子育てがひと段落した後、また仕事に戻れるのかな?」
「自分に合った仕事がみつかるのかな?」
「そもそも、自分がやりたい仕事って何だろう?」
「子育て世代」の女性が持つ本音でした。
働き続けながら妊娠・出産・育児をすることに、多くの女性が困難をかかえています。
雇用への不安と同じく、
「子どもが将来的に必要となる教育費を負担できない」などの費用面も含め、
本来、希望に満ちているべきである「将来に対する悩み」を抱えていることを実感しました。
小さいことでも「なにかできることは無いのかな?」と。
■やっぱり母親は、光り輝いているべき!
私自身、母親一人の手で育てられました。
きっと相当な苦労と困難があったのではないかと思いますが、
母は、私たち子どもが「やってみたい」と言ったことは、すべてやらせてくれました。
「子どもの好きなこと、興味のあること」には惜しみない援助をしてくれたと思います。
当時、まだ女性の雇用機会の均等などは名ばかりで、
現実にはまだまだ厳しい時代だったかと思います。
専業主婦だった母親が、何の知識も持たない住宅会社の営業として
一から努力をしようと決意したことを思うと、
いまでも胸が締め付けられます。
当時の決して楽ではない状況の中で、
「子どもの成長のために、全てを費やしてくれたこと」に感謝すると同時に、子どもながらに
「母の好きなことを仕事にしてもらえたら」と何度も思いました。
結果、母は私たち兄弟を社会へ送り出した後は、好きな料理の勉強をして
北鎌倉に懐石料理のお店を持つまでになりましたが、
一人の子育てママの苦労を、一番近くで感じながら育った自身の経験は、
いま私が、オーシャンルームで実現したいことに確実につながっています。
家族の中心である母親が輝いていることが、家族全員の幸せなのだと。
■参加されるご家族全ての幸せのためにできること
幼児教室オーシャンルームができること。それは・・
受講する子どもだけではなく、参加される全てのご家族
(母親、父親、そのまたおじいちゃんやおばあちゃん)を対象とした、
幸せ作りのきっかけとなるような「場」を提供することです。
すべての悩みや困難がクリアになると思いませんし、できるとも思っていません。
ですが、「幸せのきっかけ」をつくることは、きっと私たちにも可能です。
まずは、私たちの提供することが、関わるご家族たちの「小さな小さな幸せの一部」になるように。
★お子さまへ対して・・
子どもの才能を開花させる、一生の財産となる自信を得られるような
幼児環境の「場」を提供すること。
★お母さまへ対して・・
好きなこと、特技、子育て経験を活かした仕事など、
「輝きながら自分の『好き』を、かたち『仕事』にする」
そう願う女性の背中を「ポンッ」と押せるような、そんなきっかけづくりの「場」を提供すること。
「女性が受動的に『雇用される』のではなく、自ら主体的に『雇用を生む』立場へ」
オーシャンルームは、さまざまな取り組みをチャレンジしていきます。
≫湘南発・ママ視点&女性視点のサービスのキュレーションページ(準備中)
★参加されるすべてのご家族全員へ対して・・
カリキュラムを通じて、親子での「共通言語」となるような体験の提供、
また、親子が笑顔で触れ合える課外体験やイベント、ワークショップを通じて
親子で楽しむ、笑顔になる「場」を提供すること。
≫五感をフルに使った親子遊びの一日!夏の課外体験 in 葉山(前編)
≫「おさかなアート!」 @ OTODAMAフェス in 光明寺
湘南は、海や山に囲まれた自然豊かな素晴らしい場所です。
湘南の土地柄に深く触れて育った人間は、
心の豊かな人格形成がなされていると実感します。
私たちは、そんな「湘南で自分らしく輝きたい」と願うご家庭との出会いを、
心から楽しみにしています。